報道機関担当者各位

第8回 リカバリー・パレード「回復の祭典」実行委員会 

委員長 城間 勇

私たちはアルコール、薬物、ギャンブルなどの依存症、また、うつ病、統合失調症などの様々な精神疾患、「心の病からの回復」を社会の皆様に知っていただくための活動をしている“リカバリー・パレード「回復の祭典」”です。今年は、10月8日(日)に、第8回リカバリー・パレード「回復の祭典」を行います。2010年に新宿でスタートしたパレードですが、今年も広島、北九州、仙台、沖縄、横浜、大阪の全国7か所での開催となり、リカバリー・パレード「回復の祭典」の輪は広がっています。医療、行政、研究機関などの専門家や関係者からも、これらの活動に対して続々と賛意が寄せられています。 (パレードの概要は末尾、およびホームページ参照。)

私たちの活動を取材、報道してください。宜しくお願いいたします。

薬物依存についてのニュースは犯罪として、度々放送されています。ミュージシャンや元スポーツ選手、俳優の逮捕でメディアでも注目を浴び、治療が必要だということを報道していただけるようになってきましたが、治療といった観点で取り上げていただいても、司会者や出演者のコメントには、治療よりも本人の意志の弱さだといった無理解な言動は多く、社会に浸透するには時間のかかることだと痛感しています。どのように回復できるのか?回復した人たちはどのように社会でやりなおすことができるのか?依存症は薬物のみならず、アルコールや煙草、ギャンブルや買い物、性犯罪や窃盗、万引きなども、脳に強く影響し、加齢とともに病気の症状も悪化、回復を困難にするということをご存知でしょうか?もっと多くの方々に、依存症や嗜癖、精神疾患のことを知っていただく機会がありますようにと、強く願うばかりです。カジノが合法になるのなら、ギャンブル依存症という病気があるということを日本中の人に知っておいていただきたい。依存症になってしまうと、本人がどんなに止めたいと思っても脳が反応して簡単には止められない。止められたと思ったら、別の依存症、またはうつ病などの精神疾患になってしまうこともあるのです。今回のパレードでは多くの回復者、依存症本人たち、その家族たち、賛同者たちが参加して、回復があることをアピールします。「喫煙がやめられないのは、本人の意志が弱いからではなく病気である。」「医者にかかり適切な治療の必要がある。」ということは少しずつですが、認識されるようになってきました。心の病、依存症など、精神疾患について正しく報道される必要性を強く感じています。家族の愛や本人の意志で心の病、脳の病を治すことはできません。これからも正しく報道していただくことが、社会の認識を変える大きな力になるのだと考えています。報道関係者の方々には、病気に対する正しい知識と正しい報道で社会を救っていただくことをお願いいたします。依存症にかかっている本人も家族も病気だとはわからず見過ごされてしまっているケースがあります。パチンコ店駐車場の車中で、子どもが亡くなったというニュース。ギャンブル依存症が原因だということをご存じでしょうか?飲酒運転の車が事故を起こし、罪のない命を奪ってしまうニュース。アルコール依存症や薬物依存症が原因となっていることがあることをご存じでしょうか?金銭トラブルでの殺人や強盗、また横領などのニュース。お金を持っているのに万引きが止められない老人のニュース。繰り返される性犯罪、DV問題、幼児虐待など、これらの事件にも多くの心の病、精神疾患が潜んでいます。社会全体に、病気の知識がないことで、家族や同僚がかかってしまっているとわかった時に、正しい対処ができず、間違った対応で回復の機会を奪っているのが、今の日本の現状です。いじめや不登校、ひきこもり、ゴミ屋敷問題、ネットやゲームへののめりこみなどの陰にも、様々な心の病が潜んでいることは、まだまだ社会に知られていません。私たちは、さまざまな心の病で苦しんでいる人々へ、その家族へ、社会全体へ、回復は可能であり、回復は希望と喜びであることを、私たちの姿を通して知っていただきたいと思っています。うつ病患者や依存症患者の自殺率が、大変多い日本です。私たちの姿をアピールすることで、社会の無知識、無理解、差別や偏見が取り除かれること、今なお、どうしたら良いかわからず苦しんでいる人達への希望となることができたらと願っています。

今年はすでに仙台、横浜、関西、広島、北九州で開催され、残すところ東京と沖縄のみとなりました。報道機関の皆さま、ぜひ私たちの活動を取材、報道してください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

第8回 リカバリー・パレード「回復の祭典」

【日時】 平成29年10月8日(日) 11:00~

【場所】 新宿中央公園 および 新宿駅西口周辺道路

【概要】依存症者・患者本人・家族・友人、医療関係者、行政関係者、賛同者による

パレード

【問い合わせ】  電 話 : 080-3006-3724  

メール : harum.0118@t.vodafone.ne.jp

担当 山川 晴美