写真・動画の公表ガイドライン

リカバリー・パレード「回復の祭典」実行委員会

リカバリー・パレード「回復の祭典」は、依存症など心の病に対する社会の無知、偏見や誤解を取り除き、回復しやすい社会をつくる運動です。
これらの無知、偏見や誤解を取り除いていくためには、精神疾患(依存症など心の病)から回復している私たちが、社会に対して個人情報を開示し、具体的には顔を出し、自分の声で話し、場合によっては名前を公表します。 多くの精神疾患は回復が可能であることを当事者本人・当事者の家族や関係者・精神疾患とは無縁だと思っている人たちなどに示すことが重要だと私たちは考えます。
ここで、回復の大きさは問題ではありません。また、開示できる個人情報の範囲は、参加する個人の自由であり実行委員会として強制するものではありません。

1.リカバリー・パレード「回復の祭典」としての活動について

リカバリー・パレード「回復の祭典」として活動する場合写真・動画は原則、公開を念頭に置いて撮影し、ネット、マスコミなどを通じて社会にアピールしていきます。 参加することによって、開示できる個人情報の範囲を超えることが予想される場合、各個人が撮影担当者などに申し出ることにより、実行委員会は可能な範囲で撮影から除外するように努めますが、全体や人の流れの中で撮影した場合は除外できないことがあります。
リカバリー・パレード「回復の祭典」としての活動に参加した後、公開による不利益が個人的に生じることが予想される場合、実行委員会は本人の申し出によ り、写真・動画などの編集を可能な限り行いますが、これによって個人が被る不利益を取り除くことを保証するものではありません。
第三者による撮影について、リカバリー・パレード「回復の祭典」の性質上、撮影の除外は協力を依頼することはできますが、禁止することはできません。

2.リカバリー・パレード「回復の祭典」以外での活動 について

リカバリー・パレード「回復の祭典」の活動(コーラスやアピールなど)を撮影し、公表する権利は表現の自由の範囲であり、実行委員会はこれを有すると考えます。
しかし、公共の建物などでの撮影規制等、社会的に撮影することや、主催者の方針により、撮影したものを公表することに対して自粛を要請された場合には、これに従います。
また、撮影・公表を行う場合は、事前に主催者の承諾を得ることを原則とします。

3.リカバリー・パレード「回復の祭典」の運動は、撮影・公表が伴うことについて

リカバリー・パレード「回復の祭典」はこの運動自体に対して公表を前提とした 撮影、取材などが伴うこともアピールしていきます。 個人情報をどの範囲まで開示するかは個人の自由です。 しかし、運動に参加することによって、参加者が考えている以上に個人情報が開示される場合があります。 このことは運動に参加する時点で認識していただくよう、実行委員会は参加者にアピールします。

4.免責事項

パレード・ステージでの発表、会場での記念撮影など、リカバリー・パレード「回復の祭典」としての活動による個々の肖像権について、実行委員会はこの運動の性質上、管理する責任を負いません。
また、撮影されたものが流通することによって、個人が受ける不利益についても補償することはありません。
これは、実行委員会がリカバリー・パレード「回復の祭典」の運動自体を誹謗中傷する目的での撮影・発表に対して、抗議する権利・法的対応をする権利を放棄するものではありません。

2012年5月6日 実行委員会で承認